『8番出口』は英語で何て言う?ゲームプレイ&映画化情報と一緒に解説

8番出口 文化

話題の異変系ゲーム『8番出口』を英語で語る

2023年に登場し、世界中のゲーマーの間で話題となった異変探しゲーム『8番出口』。英語タイトルは The Exit 8
私自身も実際にプレイしてみましたが、めちゃくちゃハマりました

ルールはとてもシンプル。地下通路を進み、どこかに起きている“異変”を見逃さず、正しいタイミングで「8番出口」から脱出するだけ。
でもこれが…意外と難しい。集中力を問われるし、異変がじわじわ来るタイプの不気味さがあって、怖いのにやめられない中毒性がありました。


ゲーム内の英語表現も味がある

このゲームは、日本語と英語の二言語に対応していて、英語モードでプレイするとより不気味さや緊張感が増す印象があります。
実際、ゲーム開始時に表示される英語のメッセージは、短いながらも緊迫感を感じさせる表現が選ばれていて、プレイヤーの心理にじわじわと効いてくるんです。

Don’t overlook any anomalies.
(異変を見逃さないこと)

「overlook」は「見落とす」という意味で、直訳すると「どんな異変も見落とすな」という命令文。
この短い文だけで、「ちょっとでも気を抜いたら終わる」という空気が伝わってきます。
ここで使われている anomalies(アノマリー) は「異常」「異変」といった意味で、日常英語ではあまり出てこないけれど、SF・ホラー・心理系作品ではよく登場する単語です。

If you find anomalies, turn back immediately.
(異変を見つけたら、すぐに引き返すこと)

ここでは「turn back immediately(即座に引き返せ)」という命令が登場します。
この「turn back」は単なる「戻る」ではなく、「逃げるように引き返す」というニュアンスも含まれ、緊迫感のある場面でよく使われます。

🧠 応用フレーズ:
We had to turn back due to a sudden storm.
(突然の嵐のせいで引き返さざるを得なかった)

If you don’t find anomalies, do not turn back.
(異変が見つからなかったら、引き返さないこと)

シンプルだけどゲームの緊張感を高めるルール説明。この「do not turn back」は、文法的には強い命令(命令文+do not)になっていて、「引き返したら何かが起こるぞ」という不穏な予感を漂わせます。

こうした短くて感情に訴える英語表現は、まさにホラーゲームやサスペンス映画の定番。
特に『8番出口』のように「プレイヤーの観察力」に頼るゲームでは、言葉の圧力や雰囲気が重要な要素になっています。

英語学習者にとっても、「anomalies」や「overlook」などの日常では出にくいけど、印象に残る語彙に触れられるのは大きな収穫。
また、命令文や条件文(if構文)のリアルな使われ方を感じられるのもポイントです。(海外の実況者さんもプレイしてます!)


英語で『8番出口』はどう説明する?

英語でこのゲームを紹介するときは、こんな表現が使えます:

The Exit 8 is a short walking simulator inspired by Japanese underground passageways and liminal spaces.
(『8番出口』は、日本の地下通路やリミナルスペースに着想を得た短編ウォーキングシミュレーターです)

You walk through a looping corridor and try to spot subtle anomalies to escape.
(ループする通路を進み、ささいな異変に気づいて脱出を目指します)

「spot subtle anomalies(ささいな異変を見抜く)」という表現は、このゲームの本質をよく表しています。


映画化決定!主演は二宮和也さん、公開は2025年8月29日

そして驚いたのが…このゲーム、実写映画化されるんです!
公開日は2025年8月29日。主演は二宮和也さん。

映画の主人公は「迷う男」という役名で、名前のないキャラクター。ゲームのようにセリフもほとんどなく、「ただ歩く」だけのシーンが多い中で、どんな演技が見られるのか注目されています。

監督は『君の名は。』や『怪物』などで知られる川村元気さん。
本人も「どんな映画になるか全く予測できない」とコメントしていて、私も「あのゲームをどう映画にするの?」というワクワクでいっぱいです。


海外上映も決定!英語タイトルはそのまま “The Exit 8”

実はこの映画、ベルリン映画祭のフィルムマーケットでも取り上げられ、すでに15か国以上での上映が決定済みとのこと。
つまり、世界で観られる日本発ホラー作品になる可能性大!

タイトルも英語ではそのまま The Exit 8 として使われるようです。
Steamなどのゲーム配信プラットフォームを通じて、すでに英語圏でもファンが多いこの作品、映画もきっと注目されるはず。


実際にプレイしてみた感想:集中力と観察力が試される

私がこのゲームをプレイして一番感じたのは、シンプルなのに恐怖感がどんどん増していくところ。

異変って、最初はわかりやすいんです。でもプレイが進むほど微妙になる。「床の色が変?」「壁の模様が…」みたいな、脳が“ん?”と引っかかる感覚がクセになります。

しかも、見逃すとループに戻されるから、集中力が必要。
気づけば「なんでこれ見落としたんだ…!」って自分にツッコミ入れてることもありました(笑)


まとめ|The Exit 8 はホラー×英語×文化を楽しめるゲーム

『8番出口』は、ただのホラーゲームではありません。

  • 短時間でプレイできる
  • シンプルなのに奥が深い
  • 英語でもプレイ可能で、自然と語彙に触れられる
  • そして映画化で、さらに話題になること間違いなし!

英語学習者・ホラー好き・カルチャー好きのどの層にも刺さる一本です。
映画の公開が待ちきれませんが、それまでにぜひ一度プレイしてみては?

『8番出口』で使われている英語表現まとめ

  • anomalies:異変
  • turn back:引き返す
  • spot something strange:何かおかしいことに気づく
  • escape the loop:ループから抜け出す
  • endless underground passageway:終わりのない地下通路
  • walking simulator:歩行体験型ゲーム
  • subtle changes:微妙な変化

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