英語で「ひどい雨だったよ〜!」って言いたいとき、 頭に浮かんだのは “bad rain”。でもなんか変。通じるのかな…?ってちょっと不安になった。
旅行中のロンドンで、びしょ濡れになってホテルに帰ったとき、 「めっちゃ降ってたね!」って現地の人に話しかけたくて、でも出てきたのが “It was… very raining?”(←違うよねこれ…) みたいな感じで、うまく言えなかった経験がありました。
あのとき、「英語って“雨”ひとつでもいろんな表現あるんだな」って痛感したんです。
今回はそんな自分のモヤモヤを整理するためにも、 「雨の強さによって変わる英語表現」を分かりやすくまとめてみました。
雨の強さでこんなに違う!英語の“雨表現”まとめ
「雨=rain」だけじゃないんです。英語では、雨の強さや降り方に応じて、けっこう細かく表現が分かれています。
日本語の感覚 | 英語表現 | ニュアンス・例文 |
---|---|---|
小雨(ぽつぽつ) | light rain / drizzle | Just a drizzle, no need for an umbrella.(霧雨だし傘いらないね) |
弱い雨 | gentle rain | A gentle rain started falling.(やさしい雨が降り始めた) |
普通の雨 | rain / some rain | Looks like we’ll get some rain today.(今日はちょっと雨降りそう) |
強めの雨 | heavy rain | There’s a heavy rain warning tonight.(今夜は大雨警報が出てる) |
ザーザー降り | pouring / it’s pouring | It’s pouring outside — I’m soaked!(外、土砂降りだよ!ずぶ濡れ) |
短時間の激しい雨 | downpour / torrential rain | A sudden downpour caught me off guard.(突然の土砂降りにやられた) |
「ひどい雨」は、文脈によって heavy rain / pouring / downpour のどれも使えます。 でも、“bad rain”はナチュラルじゃないので注意!

「雨が降ってきた」をサラッと言える英語表現
いざというときにパッと出てこないのがこのパターン。雨が降り始めたとき、ネイティブがよく使うのはこんな表現です。
- It’s starting to rain.
- It just started raining.
- The rain came out of nowhere.
- I didn’t expect this rain!
言いたいけど言えなかったシリーズの代表格かもしれません(笑) 「降り始め」「突然の雨」って、日本語だと自然に言えるけど、英語だと意外とボキャブラリーが出てこないんですよね。

“びしょ濡れ”を表す表現もいろいろある!
雨のあとに使いたくなるフレーズも覚えておくと、実際のシーンで便利です。
- I’m soaked.(ずぶ濡れ)
- I got caught in the rain.(雨にやられた)
- My clothes are drenched.(服がびちょびちょ)
- My shoes are wet through.(靴の中まで濡れた)
意外と感情もこもる部分なので、「どれくらい濡れたか」でフレーズを変えるのもネイティブっぽい!
雨でテンション下がるときの一言英語
雨の日って、出かけるのも面倒だし、なんか気分も下がる…。 そんなときに使える“雨×気持ち”を表すフレーズはこちら。
- What a gloomy day.(どんよりした日だなあ)
- This weather’s killing my mood.(気分が落ちる…)
- I was planning to go out, but now…(出かける予定だったのに〜)
- Ugh, it’s raining again.(うわ、また雨か)
天気って気分に直結するからこそ、こういう一言が言えるとぐっと会話がリアルになります。

ロサンゼルスでは雨は“ちょっとレアな現象”
ちなみに、これから住む予定のロサンゼルス。実は「雨が降らないことで有名」な都市のひとつです。
年中晴れているようなイメージがありますが、実際には降水日数が非常に少なく、 特に夏場はほぼゼロに近いと言われています。逆に言えば、雨が降るとニュースになるくらいなんだとか!
でも、そんな中で突然降る雨は、街の雰囲気を一変させるみたいで、 「雨のロサンゼルス」って、ちょっと特別感があるんですよね。
現地の人と「珍しいね」なんて会話したり、カフェで雨音を聞きながら本を読んだり、 英語で“雨”について話す日がくるのが、なんだか楽しみだったりします。
“It’s finally raining in LA.” って言える日が来たら、きっとそれだけで日記書いちゃうかも(笑)

「雨」の英語表現まとめ|今日から使える雨フレーズ集
最後にこの記事で紹介した英語表現をまとめておきます。
雨の強さ別フレーズ
- light rain / drizzle(小雨)
- gentle rain(弱い雨)
- rain / some rain(普通の雨)
- heavy rain(強めの雨)
- pouring(ザーザー降り)
- downpour / torrential rain(激しい雨)
状況や感情にあわせたフレーズ
- It started to rain.(雨が降り始めた)
- I got soaked.(びしょ濡れになった)
- What a gloomy day.(どんよりした日だ)
- The rain let up.(雨が弱まった)
おわりに|「天気の表現」を磨くと、日常の英語がもっと楽しくなる
天気の話って、英語でも日本語でも“雑談の定番”。
でも、実際に会話しようとすると、言いたいことがうまく出てこなかったり、単語の選び方に迷ったり。
今回まとめたような「雨の強さ」や「気分の変化」まで表現できるようになると、 英語でのコミュニケーションがぐっと自然になります。
これからロサンゼルスでの生活が始まったら、 青空だけじゃなくて、ちょっとした“雨の日の英語”も大切にしていきたいなと思っています。
ぜひ、あなたも「今日の天気」を英語で言ってみてくださいね!
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